2013年 07月 30日
ファーストEP「生活」をリリースしたTESUSABI。 8月4日にmoleでのライブを控えた3人に話を聞いた。 まずは、この3人でメンバーは固定っていう事で良いですよね。 英「そうですね。ここしばらくは、この3人でライブをやってうまくいっていますし。他の2人もそう思ってくれていると信じています(笑)」 和田「あくまでも、私と竹井は正式メンバーではなくて、レギュラーメンバーという事で。その辺りはこだわっています」 TESUSABIはかなりはっきりとした日本語を歌詞に使っていますが、その辺りは大切にしていますか。 英「僕が英語で歌っても、それがちゃんと伝わるとはあまり思っていないし、日本語でしか伝わらないニュアンスやリズムを大事にしているので日本語の歌を作る様にしています」 和田「直接的な物の言い方ではなくて、抽象的な言葉が多いのですが、何を言いたいかは伝わってきます」 8月に札幌でライブを行いますが、札幌に行くのは何回目になりますか。 英「このバンドでは2回目になりますが、今とはメンバーが違うので。この顔ぶれになってからは初めてです」 竹井「他の2人は他のバンド(Far France)で行った事がありますが、僕は初めてです。北海道に行くのも初めてです」 3人にとって北海道とはどんなところでしょうか。 英「eastern youthとかbloodthirsty butchersなど、昔から札幌出身のバンドが大好きでした。今も良く聴きます」。 竹井「僕もそうですね。やはりイースタンは大好きです。すごく影響を受けています」 和田「私もdischarming manとか、解散しちゃいましたがspirit pageは大好きでした。札幌には仲の良いバンドもいっぱいいます」 英「あと、ライジングサンの印象も強いですね。最初、8月に北海道に行くという話がでた時にライジングに出るんじゃないかという噂も流れてびっくりしました。でも、一番出たい野外フェスですよね」 竹井「出られるなら出たいですね」 和田「学生時代にお客として行った事がありますが、すごく雰囲気が良かったです」 他に札幌の楽しみといえば。 竹井「食事はとても楽しみです。何食べても美味しいですし」 英「毎回楽しみにしています。とくにラーメンですね」 (ラーメンに関しては欄外に英氏のオススメを掲載!) 和田「この3人を見てもらうのは初めてなので、まずはみんなに楽しんでもらいたいです」 竹井「いつもと変わらずハッピーな感じでやれればいいなと思っています」 英「前回、4人編成でやったmoleのライブはあまり納得のいかない部分もあったので、今回は楽しくやって現在進行形のTESUSABIをお見せしたいです」 今後のTESUSABIの予定を聞かせてください。 英「このメンバーで年内にレコーディングをして、来年辺りにアルバムを出したいです。それに向けて曲を作ったり、ライブで試したりしていきます」 ライブで気に入ってCDを買った人が「女性コーラスが入ってないじゃん!」とか言い出しかねないですもんね。 「CDでは、まだ彼女(和田)は参加してないですもんね。次のアルバムは色々な事を試したいです。彼女(和田)がメインボーカルの曲が入っているかもしれませんね」(英)。 TESUSABI 英真也(Vo、G)、和田茉莉子(B)、竹井一馬(Ds)。 2011年結成、2012年8月に1stEP「生活」をリリース。 http://tesusabi.com/ 英真也氏オススメ・北海道ラーメン情報 ・信玄 南六条店 信州(札幌) 味噌の香りと濃度の高い豚骨と野菜の甘み パンチがありつつ食べ飽きない味 ・彩未 味噌らーめん(札幌) 油分は少なめで優しい味わいだがコクがしっかりとあるスープが好み。 生姜が乗ってるのもいい。 ・ラーメンすがわら(旭川) 塩ラーメン あっさりとしたスープにビッと塩気が効いている。 ゆるめの麺と共に口に運ぶと、えも言われぬ幸福感を味わえる。 CP抜群の味。 LIVE INFO ------------------------------------------------------- under the Bridge 2013.8.4(Sun)mole OPEN 17:00/START 17:30 adv.¥2,000/day.¥2,500 ※別途ワンドリンクオーダー¥500 出演 : TESUSABI(東京)/ ヤーチャイカ(東京)/ was / オトノエ / nina likes light blue skirt / The coridras / 本棚のモヨコ ■ローソンチケット:L-15673 お問い合わせ:Sound Lab mole / 011-207-5101 ------------------------------------------------------- #
by soundlabmole
| 2013-07-30 17:44
| Interview
2013年 05月 15日
待望のニューアルバム「( )トラストオーバーサーティー」をリリースしたLOST IN TIMEが、札幌で初のワンマンライブを行う。ボーカル・ベースの海北大輔に話を聞いた。 【ニューアルバムについて】 ---アルバムタイトルですが、( )の部分は受け手の人にゆだねるっていう感じで良いんですよね。 「そうです。何を入れても良いんです。昔から、『30歳以上の人間を信用するな』という意味で、Don't trust over 30という言葉は使われてますけど、自分が30歳を越えてそれをどう捕らえるかという気持ちでつけたタイトルです。30代って、10~20代の若手と40代以上のベテランに挟まれて、なかなかしんどい年代なんですが、意外に面白いんだよって事を伝えたいと思っています」。 ---1曲目の「30」は、まさにそれを象徴していますね。 「この曲は30歳になった直後じゃ書けなかったかな、とは思います。ちょっと間を置いて振り返ってみたからこそ書けたんじゃないかと思います。伝えたいのは、『足跡は嘘をつかない』って事ですね。真面目に頑張って来た人たちへのエールであると同時に、狡い事ばかりして生きていた人とかが聞くとちょっときつい歌詞だとも思います」。 ---また、今回はLOST IN TIME初になるメンバー以外の手による提供曲「雨が降る夜」も収録されていますね。 「つばきの一色くんが、本当に良いソングライターで、それをみんなに伝えたいという気持ちがありました。アレンジもつばきらしさを意識して作ってみました。LOST IN TIMEとしては初めての挑戦だったんですが、面白いのはこの歳になってもまだまだ初体験ができるっていう事ですね」。 【札幌ライブについて】 ---3月の弾き語りは、弘前から在来線の普通列車で移動したそうでしたが、どうでした? 「本当に楽しかったです。大沼公園の風景が印象に残っています。道南から札幌に行く道で、小樽回りの函館本線と室蘭回りの室蘭本線があるんですが、小樽のほうは途中の駅で待ち時間が長く、吹雪いていたんで、室蘭本線のほうを選択しました。札幌へ向かう様子をTwitterで呟いていたんですが、その期間だけ鉄道ファンのフォロワーさんが増えるんですよね(笑)」。 ---moleでの弾き語りはいかがでした? 「出演者がみんな個性的で、自分の出番も緊張しました。今までやってきた中で、初めて完全に歌詞が飛んでしまって、なんとかやりきった後は会場はその日一番の盛り上がりでしたね(笑)。イベントも本当に素晴らしくて、自分のお目当ての人以外の出演者の歌もちゃんと聴いてくれるお客さんばかりでしたね」。 ---そして、いよいよワンマンライブですね。 「実は札幌でワンマンをやるのは今回が初めてなんですよ、このキャリアにして。どんなライブになるのか今から楽しみにしています」。 LIVE INFO ------------------------------------------------------- LOST IN TIME ( ) trust over thirty tour 2013 2013.5.25(Sat)@札幌mole OPEN 17:30/START 18:00 adv.¥3,300/day.¥3,800 ※別途1Dオーダー¥500 出演:LOST IN TIME(ワンマン) ■プレイガイド: ローソンチケット:L-13977 チケットぴあ:P-192-269 e+:http://eplus.jp 主催:Sound Lab mole 企画/制作:ライトエージェント 協力:UK.PROJECT お問い合わせ:Sound Lab mole / 011-207-5101 ------------------------------------------------------- ■LOST IN TIME 海北大輔(Vo、B)https://twitter.com/kaihoku_lit 大岡源一郎(Ds)https://twitter.com/gennozidotcom 三井律郎(G)https://twitter.com/theyouthguitar 2001年1月、同じ学校の仲間で結成。 2002年6月、1stアルバム「冬空と君の手」をリリース。 2003年より現在の編成で活動。 2012年、デビュー10周年を記念して初めてのベストアルバム 「BESTきのう編」「BESTあした編」を2枚同時リリース。 2013年、海北が「旅行鞄と僕の声と 2013 ~ふらり全国へ~」と 題した弾き語りライブを日本各地で開催。 http://lostintime.me/ #
by soundlabmole
| 2013-05-15 19:11
| Interview
2013年 04月 14日
2月にファーストフルアルバム「ereka」をリリースしたきのこ帝国。 暗闇を切り開き、かすかな光を見つけるように音楽を奏でる彼女たちが、待望の札幌初ライブを行う!さとう(Vo、G)に話を聞いた。 【ファーストアルバム「eraka」について】 ---まずはファーストフルアルバムの「eureka」、音の話になりますが、かなりライブに近い音が再現されていますね。いつも観ている人からは納得の音だと思います。 「それはうれしいですね。ライブで実際に鳴っている音に近づける事に気を配りました。ここで、しっかりとライブの音を再現する事ができれば、今後は何をやっても大丈夫だと思っていました」。 ---バンドも今は良い状況じゃないんでしょうか。 「そうですね。リズム隊の2人ががんばってくれて、より進化していると思います」。 ---さて、歌詞の話になりますが、冒頭の『夜鷹』にシリウス、ベガ、アルタイル、ティコの星と星の名前が続いて出てきますが、これはどういうイメージがあったんでしょうか。 「宮沢賢治の『星めぐりの歌』がイメージにあって、そこにオリオンやアンドロメダなどの星座の名前があったので、自分は星の名前を散りばめてみました」。 ---ベガ(織姫)、アルタイル(彦星)が続けて出て来て、最後には現在は爆発して存在しないと言われているティコの星。受けてに様々な事を想像させる並びですね。 「本当に良い感じで並びましたね」。 ---『夜鷹』もそうですが、『春と修羅』というタイトルもあったりで、佐藤さんにとって宮沢賢治というのは、大きな位置を占めています? 「やはり岩手出身なので影響は大きいです。小さい頃から読んでいましたし。ファンタジーなんですが、大人になって読んでも新しい発見があります。あと、けんじワールドというテーマパークがあって、子供の頃に遊びに行きました(笑)」。 ---童話などを声を出して読むのは好きですか。 「実家で甥っ子たちに読む事があります。あと、家に両親が買った読み聞かせのCDがあって、そこに童話などがあって、それを自分でもよく聴いていました。『罪と罰』のような難しいものもあって、それはあんまり聴かなかったんですが」 ---佐藤さんの歌い方に、歌詞によって声のトーンが変わったりというのがあるのは、その読み聞かせというのが影響あるのかもしれないですね。風の音なども、ただ棒読みしているだけでは伝わらないと思うんで。 「そういう面もあるのかもしれないですね」。 ---『夜鷹』の歌詞に、星とか宇宙的なものがありますが、SFとかって好きだったりします? 「そんなにマニアっぽく読んだりはしませんが、アーサー・C・クラークの『幼年期の終り』は好きでした。一体どういう終わり方をするんだろうと思って読んでいて、あのエンディングには驚かされました」。 【初めての札幌ライブについて】 ---さて、4月には初めての札幌でのライブがあります。北海道、札幌にはいらした事ありますか? 「2009年のライジングサンに友達と遊びに行きました。広い台地に圧倒されて、朝日が昇る瞬間は感動しました」。 ---そういえば、先日、sleepy.abとインストアで対バンしたんですよね。 「ええ。本当に前から大好きだったんでうれしかったです。新譜のリリースが同じ日だったんで、レコード店回りでも何回か一緒になりました」。 ---あとはブッチャーズとも2マン。 「あれも夢のようでしたね。ギターのあーちゃんが田渕さんのファンなんで、一番喜んでいました。北海道のバンドって、みんなオリジナリティーがあって、どこか濃いですよね。イースタンとかブルーハーブとかも」。 ---東北出身者として、同じ雪国の札幌に対する共感などってありますか。 「やっぱり季節には敏感になりますね。雪の降りそうな瞬間とか、季節に匂いとか。そういうのはいつも感じています。東京にいても、微妙な空気などは感じますね」 --さて、最後に今回の札幌、何か楽しみなものはありますか? 「ライブは勿論の事、食事ですね。ジンギスカン、スープカレー、海の幸など、今から楽しみにして います!」。 LIVE INFO ------------------------------------------------------- きのこ帝国 1st full album "eureka" release tour「すべてを夜へ」 2013.4.23(Tue)札幌mole OPEN 18:30/START 19:00 adv.¥2,000/day.¥2,500 ※整理番号付/ドリンク代¥500別途 出演:きのこ帝国 / 本棚のモヨコ SUPPORT ACT:SNARE COVER / レムチャップ ■ローソンチケット:L-14615 お問い合わせ:Sound Lab mole / 011-207-5101 ------------------------------------------------------- ■きのこ帝国 2007年結成。 佐藤(G、Vo)、あーちゃん(G)、谷口滋昭(B)、西村“コン”(Ds) 2007年結成、2008年から本格的にライブ活動を開始。ポストロック、シューゲイザーに影響を受けたサウンドで下北沢、渋谷を中心にライブ活動を展開中。 http://www.kinokoteikoku.com/ #
by soundlabmole
| 2013-04-14 16:19
| Interview
2013年 03月 28日
例年になく雪の多かった今年の札幌。長かった冬に別れを告げるべく、SEBASTIAN Xが春を引き連れて札幌にやってくる。ボーカルの永原真夏に話を聞く! 【ファーストシングルについて】 ──今回が初めてのシングルになりますが、シングルを出そうとしたきっかけを教えてください。 「今まで配信シングルはやった事あったんですが、やっぱり盤として出したかったです。4/29に上野水上野音でやる自主野外イベント(プロフィール参照)を記念してリリースしたいという気持ちがありました」。 ──真夏さんの初めて買ったシングルはなんだったか覚えています? 「子供の頃に買ったのは『ポケモンいえるかな?』ですが、音楽という事を意識したのはフラワーカンパニーズの『BELLBOTTOM JACK』が最初です」。 ──1曲目の『ヒバリオペラ』について聞かせてください。 「春っぽいイメージという事を考えてヒバリが浮かび、それをテーマに歌詞を書きました。オペラというのも曲のイメージから思い浮かびました」。 ──オペラというのはSEBASTIAN Xにぴったりな言葉だと思います。歌い方もフレーズによって変えていますが、気をつけました? 「そうですね。その辺りは十分に気を遣った感じです」。 ──2曲目の『つきぬけて』は、ファンタジーを守り続けるのには、しっかりとした意志が必要という決意みたいなものを感じます。 「私は、いつの時代も、声を大にして発言をする人たちではなく、黙って何も言えないでいる人たちの中にこそ真実があると思っています。そういう事を大切にしていきたいんです。今後は、こういう事も少しずつ歌っていこうかなと考えています。よく歌詞の事で、屈折した思春期だったんじゃないかとか聞かれたりするんですが、全然そんな事なくって。考えてみると、むしろ自分はずっと思春期のままのような気がするんです。終わった時間ではないから。客観的になれないという感じなのかもしれないです」。 ──まさに思春期INGっていう感じですね。それがSEBASTIAN Xの魅力なのかもしれないですね。 「だから、私たちの歌っている事は若い人たちへ向かっている事でひょっとしたら完全に大人になってしまうと、SEBASTIAN Xをわからなくなっちゃうような気もします」。 【北海道・札幌との結びつき】 ──フェスを含めて5回目になりますが、北海道の印象を教えてください。 「本当に大好きなところです。気候や空気もとても良いですし。食べ物も美味しいです。ジンギスカンとかラーメンやスープカレー。スープカレーは『ピカンティ』と『すあげ』に行きました」。 ──4月に行くのは初めてですよね。 「そうですね。今までは冬とか夏だったんですが。春の札幌も楽しみです。会場のmoleも札幌で初めてライブをやった場所なので思い入れがあります」。 ──イベント、対バンについての印象などを聞かせてください。 「シャムキャッツはSEBASTIAN Xの前身バンドの頃からの付き合いで何度も共演しています。SISTER JETは、一番最初にmoleでやった時に対バンしました。本棚のモヨコは仲良しで、彼らが東京に来たときには挨拶しに行ったりします。札幌のお客さんって本当にピュアな人が多くて、音楽を楽しむ事を知っていますね。素直に反応してくれますし、そうなると、こっちももっともっと良い演奏をしようという気持ちになります!」。 LIVE INFO ------------------------------------------------------- 「FPP LIVE GO!NEXT12」 2013.4.5(Fri)@札幌mole OPEN 17:30/START 18:00 adv.¥2,500/day.¥3,000/1D別 出演:SEBASTIAN X / SISTER JET / シャムキャッツ / 本棚のモヨコ ■プレイガイド: ローソンチケット:L-14354 チケットぴあ:P-194-581 e+:http://eplus.jp お問い合わせ:Sound Lab mole / 011-207-5101 ------------------------------------------------------- ■SEBASTIAN X 永原真夏(Vo)、飯田裕(B)、沖山良太(Ds)、工藤歩里(Key)。 2008年2月結成。 札幌ライブは、4/5(金) FPP LIVE GO!NEXT12 として開催。 4/29(月)には上野・水上野外音楽堂で自主イベント『TOKYO春告JAMBOREE』を開催。 GWに上京する方は、こちらも是非。 OFFICIAL WEB http://sebastianx.info/ #
by soundlabmole
| 2013-03-28 17:19
| Interview
2013年 01月 28日
──6枚目のアルバム「THE WORLD」をリリースしたおとぎ話の有馬和樹に話を聞いた。 「今回の作品は特別にひねらずに、まっすぐに自分たちのやりたいように作りました。本当にわかりやすい作品になったと思います」 ──昨年の8月には、アルバム全曲を順番に演奏するライブも行った。 「みんなに早くCDを聴いてもらいたいという気持ちがあったからです。その時のライブの雰囲気で、この曲順で間違っていなかったと確信しました」。 ──昨年のおとぎ話は100本以上にも及ぶ数多くのライブを行った。 「フェスやイベントから対バンまで、本当にたくさんやりましたね。ソロの弾き語りもありましたし。今年はもう少し、絞ってやってみようと思っています。昨年の12月からNew Moon,New Moonという新しいイベントを始めたんですが、そこではおとぎ話ともう1アーティストの2バンドで、じっくりと聴かせるものをやっていこうと考えています。4、5バンド出るイベントも楽しいけど、そればかりでは残らないものもありますので」。 ──2/2にSound Lab moleで開催される1年ぶりになる札幌でのライブは本棚のモヨコとの2マンに。ライブのタイトルは両バンドの名前を折り込んで「本棚のおとぎ話」という。 「彼らはとても良いバンドなんで一緒にやるのがうれしいです。会場も彼らが選んでくれました。最近は同世代よりも、自分たちより若いバンドと一緒にやるのがとても楽しいですね。才能ある連中がいっぱいで刺激があります」。 ──おとぎ話にとって、札幌とは。 「特別な街です。毎回楽しい出来事がありますし。今回はニューアルバムのリリースツアーというより、『BEST OF おとぎ話』といった感じで、みんなの聴きたい曲をたくさんやろうと考えています」。 ──最近の彼らのライブでは、いまだに音源化されていない名曲「COSMOS」が演奏されている。 かつて日本のフォークや演歌などの名曲は、実演やライブで歌われ、そこから注目を集めてレコード化され、広まっていったという。「COSMOS」にもその可能性が大いにある。 「そんな感じの曲になるとうれしいですね。今のところ、おとぎ話はヒット曲もないバンドですが、その分、歌が成長していく余地があって、曲にもドラマがどんどん起こるんじゃないかと考えています。自分たちは歌を中心にしたバンドなんで、ライブで演奏する事で歌が育っていくんだと思います。まだまだ、それぞれの曲も育っていく可能性があるので、一本一本のライブを大切にしていきたいです」。 LIVE INFO ------------------------------------------------------- 「本棚のおとぎ話」 2013.2.2(Sat)@札幌mole OPEN 18:00/START 18:30 adv.¥3,000/day.¥3,500/1D別 出演:おとぎ話 / 本棚のモヨコ ■プレイガイド: ローソンチケット:L-13853 チケットぴあ:P-190-483 お問い合わせ:Sound Lab mole / 011-207-5101 ------------------------------------------------------- おとぎ話:有馬和樹(Vo,G)、風間洋隆(B)、牛尾健太(G)、前越啓輔(Dr)から成る4人組ロックバンド。2000年に結成し、2005年に現在の編成に。同年銀杏BOYZの対バンに抜擢され、2006年にはツアーのフロントアクトを務めて注目を浴びた。2007年9月に1stアルバム「SALE!」を発表。その後も2ndアルバム「理由なき反抗」、バンド名でもある3rdアルバム「FAIRYTALE」(おとぎ話)と3枚のアルバムをUK PROJECTからリリース。その後、曽我部恵一が主宰するROSE RECORDSとタッグを組み、メンバー自ら制作を手がけた4thアルバム「HOKORI」を2010年11月に発表。そして今年1月23日、再びUK PROJECTからNEW ALBUM『THE WORLD』をリリース。 OFFICIAL WEB http://otogivanashi.com/ SoundCloud https://soundcloud.com/otogivanashi https://twitter.com/otogivanashi #
by soundlabmole
| 2013-01-28 12:00
| Interview
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